一男三女物語
翌朝、九時過ぎにみんなは、起きてきた。

祥子は田辺と早紀の所にくると…

「田辺さん!おはようございます!ごめんなさいねぇ、早紀が迷惑かけて」

「いいえ!どうせ朝まで起きていなければなりませんので、話し相手がいて助かりました。」

次に、真紀がきて…

「田辺さん!早紀に変なことされませんでしたか?

「お姉ちゃん!それどう言う意味よ?私がそんな女に見える?」

「うん!そんな女に見える!」

「もう!」

真紀は笑いながら洗面台に向かった。

次に宗一郎が来て…

「刑事さん!おはよう!刑事さんは早紀ねえちゃんの彼氏なの?」

「宗一郎〜何、バカなこと言ってるの!田辺さん困ってるじゃないの!」

早紀は真っ赤になって、宗一郎を叱った。宗一郎は、なにくわぬ顔でテレビゲームの前に座った。

次に亜紀がきて…

「おはようございます。お疲れさまでした。私、いろいろ考えたんですけど…」

そう言うと宗一郎がゲームをしているのが目に入った。

「宗一郎!こんな時にゲームなんかして…」

と言いかけた時……

「みんな!!来て!」

亜紀が大声を出した。
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