一男三女物語
「大丈夫でしたか?姉に何もされませんでしたか?」

と笑いながら自分の部屋へ消えた。

「失礼しちゃうわ!」

そう言って谷崎の前にコーヒーを出した。

「すみませんね?変なこと言って」

「いいえ…いただきます」

そう言ってコーヒーカップを右手で持った。真紀は、谷崎に見とれていた。谷崎は目をそらし…

「どうかしましたか?」

そう言ってコーヒーカップを置くと…

「ごちそうさまでした」

そう言って帰って言った。

「あぁ〜ダメ!まだ、帰らないで!」

そう言いたかったが言えなかった。もう会えないかな〜?今度は何の鍵作ろうかな〜
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