僕の恋した相手は年上でした

初めての気持ち

暑い暑い夏の日。
僕達は出会った。



俺、椎名勝広は背は高く以外にもてる。
同級生から告白されるがあまりいい奴がいない。
そんな俺は毎日友達と楽しんでいた。

「勝広★」
コイツは小学生の頃からの仲良しの武田萌。
「なんだよ？萌」
「今日も告白された」
萌はにっこり笑った。
「またかよ、はぁ」
俺はため息をついた。
「何でため息？」
萌は俺に突っ込みをいれた。
「おまえなぁ、自慢はいいけどさ、もうちょーっと女と仲良くしたら？」
「やだー★女子といてもつまんなーい」
そういった瞬間女子が睨んだのがわかった。
「そうかい、そうかい」
俺はため息をついた。

俺はこんな生活をもう３ヶ月くらい続けている。
友達の山田拓哉はもう彼女がいる。
しかもそれは何回も告白されている萌なのだ。
萌は優柔不断つーかなんつーか、男子と仲が良いから拓哉は心配している。

「椎名くーん！」
同じクラスの女子が俺の事を呼ぶ。
「何？」
「楓先輩が来てる」
楓先輩といった瞬間男子は俺の名前を呼んだ女を見た。

楓先輩って誰だ？
俺はそう思いながらドアにいった。