僕の恋した相手は年上でした
そこには小さくて152くらいしかない身長にショートカットでとっても似合っている。
なんだコイツ・・・
可愛い。
俺はコイツに釘付け。
「君が椎名勝広君?」
声はなんか元気があった。
「あ、はい」
「あたし、橋本楓。」
「はい」
「あのね、2年の小林玲の事わかる?」
「いや・・・」
「うーん、じゃぁ…今週の日曜あいてる?」
「あ、はい」
「んじゃ日曜午後1時にガストってゆうファミレスに来てね。友達つれてきてもいいよ」
そういうと楓先輩は消えた。

「勝広!!!」
拓哉がはしってくる
「何?」
「何話してたんだよ」
「なんかいろいろ言われた!あ、拓哉日曜あいてる?」
「おぉ」
「ならガストいかね?楓先輩に誘われてさ」
「俺いっていいのか?」
「いいよ」
「やった!」
「なんで喜んでんの?」
「なんでって、おまえ知らねーの?」
「何が?」
「橋本楓。同級生、先輩、後輩からもてまくり。しかもあの顔に大きい胸。完璧なスタイル。もう完璧だ。」
「へぇ…」
楓先輩人気なんだ…
俺みたいなのじゃ無理そう…
「日曜楽しみだな」
拓哉はウキウキ気分だった。

俺も少し…
少しだけど…
楽しみにしていた。
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