恋の決心★
「僕は…

僕は巧さんのことが好きです。

好きなんです!」

 ずっと黙っていた、武君の口が動いた。

武君は手をぎゅっと握りしめ、じっと巧を見つめている。



 私と巧も、目を見開いたまま、武君を見つめていた。



 私に告白してきたのは、何だったのだろう?
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