恋の決心★



 武君にいつしか、

「二番目でもいい、僕と付き合って」

 そう、言われるようになっていた。


今は恋愛対象として見られないし、何よりそんなに簡単にこの心は動かない。



 そして今、

「別れよう」

 その一言を、巧へと送信しようとする親指は戸惑い続けている。
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