一人ぼっちのお姫様☆
「いいじゃん!!
どうせ、戦ったら分かるんだしさ!!」
うるさいですね……。
『黙ってください。』
と私は、彼に言い
1つの能力を使った。
発火能力。
【バイロキネシス】
軽く、手を握って点火!!
と思いましたら…
「美原。
このクラスにはな?
ルールがあるんだ。」
ルール?
「いくら、Lv.7のお前でもこいつら全員と同じ能力を使えるわけじゃないだろう?」
使えますけど…。
「もし、能力が得られるとしたら…
欲しいと思う能力は、誰にだってある。
その能力を複数もつ者。
すなわち、このクラスの奴らみたいなもんだな。
そいつらは…あらゆる者から妬まれ、差別される。
差別は、法制化されたから大丈夫だろうが…
妬みは、法で縛れるものでは、ない。
このクラスのルールとは…『ちょっと待ってください。』なんだ?」