夏の恋物語
「麻里ちゃん…だよね?はい、コレ。
喉渇いたっしょ」
手渡されたのはペットボトルのお茶だった。
「いつの間に…」
「さっき、そこの自販機で買ってきた」
「祥くんって、優しいんだね」
「俺もちょうど喉渇いてたし。
ちょっと、この辺座って話さねぇ?」
「そだね」
それから、あたしと祥くんは色んな話をした。
祥くんは、この辺の海の家でバイトしてるらしい。
それから、住んでる所が
あたしと同じアパート。
これにはさすがにびっくりした!!
そして、現在彼女がいない事。
かっこよくて、彼女無しって…
候補としては完璧すぎじゃない!?