ヒマリュウ-Ⅲ-



前触れ……てか、嵐の前の静けさ、とか言うやつもなかったよ?

マジで急。



そして、



「来月、結婚式挙げるから。少しは自分達でも稼ぎなさい。」



…またまた投下された、軽くて重い……爆弾。



もちろん、"結婚式"なんて…今が初耳だ。

冬可も知らなかったのか、大きい目を更に見開いていて…、



…女のあたしに対して、嫌味をしているとしか思えない。



< 244 / 287 >

この作品をシェア

pagetop