ヒマリュウ-Ⅲ-



お願い。


そんな意味を込めて、冬可を見れば。



「…分かった」



最初こそ首を横に振っていた冬可だったが、

意外にもハヤトの「いいじゃないっすか。何なら俺も見てますよ」子供好き発言により、

渋々…首を縦に振ってくれた。



4歳の子供が起きているには遅すぎる時間帯。


なのに龍は元気だった。



「子供さん、居たんですね…。」



驚く子もいたけれど…。



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