ヒマリュウ-Ⅲ-
[いつも笑顔で自信満々]
…何してるんだろ。
今のあたし、笑顔じゃないし自信もない。
そんなの、あたしじゃないよね?
…恭哉?
「そうだな、お前には俺が付いてる。…銀會の奴等には指一本触れさせねぇ」
『……冬可』
「そうよ?あたしは平気だし、いざとなったらヒマの子達は総長のあたしが体張って守るし」
…だから、何も心配しなくていいのよ?
…なんか、愛されてるな、あたし。
『ありがとう。』