Distiny


"ついたぁー"

教室にはもう沢山の人がいて、
男子たちはもうグループが出来ていた。

女子は…
"紗織ーっ!"
私は話かけた。
"おう!みおりやーん"

紗織とは塾が一緒でよく喋る。
"紗織いて本当よかったあ"
"紗織も!"
私はいった。
"ねぇ、これから一緒にいてくれる?"
紗織はこう答えた。
"当たり前ー★みおり大好きだもん"

よかったあ…
体の中の不安という2文字が消されていった。


紗織は人気者だから
いろんな人が集まり、
紗織、奈津美、春香、奈菜美、佑奈、私の6人で行動するようになった。


もう始まっていたんだ。
―あなたは最低なおんな―


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