夢色
俺はすぐりなの体を抱き抱えて、
りなの名前を何回も呼んだ

りなは血だらけになって痛いはずなのに

俺に、りなはりゅうだけだよ。

あのこは私の友達

りなは男のすきなネックレスわからないから、
どれがいいか選んでもらってたのって

声をつまらせながら力を振り絞って言ったんだ。
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