HAPPY⇒DAYS ~甘い恋愛~
「お─、来たか。」
「うん」
あたしが校門へ行くと、もぅすでに悠真クンは待っていた。
「…じゃ、行くか。」
そぅいって歩き出す悠真クン。
「あ、あの…
悠、真クン…??」
「あ~??」
振り返らずに返事する。
「えっと今からどこいく…」
「…あぁ~
言ってなかったな~、
んー、溜まり場??」
「たッ…?!」
あたしの怖いものレーダーが始動する。
「そこって怖いんじゃ…」
「怖い??」
「あっえっと、あたし…」
「…あたし、何」
「こっ、怖いものと怖いことと怖い人駄目で…
受け付けられなくって…」
「…はぁ??
何、怖いって溜まり場が??」
「えっ、うん~、何か言葉の響が
よろしくないよぅで…」
「ぶっ!!」
いきなり吹き出した悠真クン。
「溜まり場怖ぇ~のかよ、
そりゃ駄目だ
ってか言葉の響って何…
くくくッ」
悠真クン、ツボだったかな…
あたし、何か間違えたっけ??
「…まぁ~、
大丈夫ってとこだ。
とりあえず行ってみなきゃ分かんねーだろ。
さっさと行こうぜ」
「ぅぇ~…」
あたしはしぶしぶ悠真クンについてった。