HAPPY⇒DAYS ~甘い恋愛~

 すると、学校の前に高級車が止まった。


「…悠だ」


 遥叶がそう言った。



「悠クン…??」



 中から人が降りてきた。

 …それは、『サヨナラ』を告げた時と変わらない悠クンの姿があった。



 隣には、スーツの人を連れて。




「「「きゃ────!!!」」」




 そして。


 悠クンの人気に劣りはない。





 …それを聞こえてないかのように突き進む悠クン。




 何だか…


「あいつ、不陰気変わったな」



 遥叶もそう思ったみたい。



「うん…」



 前、学校やいろんなところでしゃべってた悠クンとは、何かが違った。



 …あの綺麗な目に、光がない。




 そう、分かったのは、



 …あたしと悠クンが再会してから。

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