HAPPY⇒DAYS ~甘い恋愛~
…でも、1つ俺の中で決意が固まった。
蒼依にあったことで、少しだけ悩んでたことがすっかり消えた。
「悠クン…
勝手だと思うけど…
あたし、悠クンのことが忘れられないの」
「悠クンが好き。
悠クンが他の人と結婚するなんて嫌」
蒼依は涙を溜めた目でそういった。
でも…
「ごめん、蒼依。
俺に今蒼依の手をとる資格がない」
「え…??」
そう。
俺は今蒼依の手はとれない。
決めたんだ、今。
蒼依お前に会って。
「俺は会社を継ぐ。
今のグループもっとでかくして
俺に逆らえる奴なくして、
俺はまた蒼依をさらいにくる」
「…それまで、待っててくれるか??」
蒼依は、必死になって、涙を流して、うなずいた。