HAPPY⇒DAYS ~甘い恋愛~

「じゃぁ、あたし何処で寝るの…??
 まさか野宿…」



「んなわけねーだろがよ…
 俺ん家泊まってけってこと!!」

 

 はっ…はぃぃぃいぃぃぃい??


「むっ…、無理無理無理無理!!
 何それ!!無理だよ!!」


「…はぁ~、やっぱ無理だよなぁ」



 ため息つかないで!!
 同情しちゃう!!





「…送ってくから帰るぞ」


「う、うん…」




 悠クンに送られ、あたしは家に着いた。


「家…ここ…。」


「あ~、そぅ。
 蒼依、じゃな」


 そぅ言って後ろを向く悠クン。
 

 何だか寂しくなった。


「ゆっ…悠クン!!」


「何~??」



 勢い余って呼びとめちっゃたあたし。


「きょ…今日、泊まれなくてごめん、ね??」


「あー、気にすんな
 また明日」


「うん…!!」


 悠クンは帰っていった。

< 25 / 241 >

この作品をシェア

pagetop