HAPPY⇒DAYS ～甘い恋愛～

「おーはよッ♪」


　学校へ行くと、希チャンが話しかけてきた。


「おはよー☆」

　あたしは挨拶を返す。


「ねぇ～、蒼依??
　昨日は佐々木クンと何があったのぉッ??」



「えっ…。」


「ねぇ～、いいぢゃん、教えて??」


　希チャンに押され、あたしはしぶしぶ話した。


「あっ…蒼依…
　それ、やべぇよ…」


「何が…??」



　何故か凄いふいんきのあたし達。


「まぁー、蒼依には当分わかんないわ!!」


「何それ──!!」


　結局聞くだけ聞いてった希チャン。

　何がやばいのぉッ?!





「蒼依～。
　今日も行こうぜ～」


「悠クン…!!
　行くって、何処に??」


「溜まり場～」


「…うん…」



　何となく行きたくなったあたし。

　昨日はいやな思い出しかなかったし…




　放課後、あたしはまたあの溜まり場へ行った。