HAPPY⇒DAYS ~甘い恋愛~

 放課後。


 悠クンと歩く帰り道。


「…」

「…」




 寂しいよ…。


 手は、繋いでる。

 二人、並んであるいてる。



 …でも、何か足りない。


 前は こんなのじゃなかった。



 悠クン…



「…ねぇ、悠クン??」


「んー??」



「今、幸せ??」


「…何でそれを聞く??」


「…悠クン、最近何だか楽しくなさそうだし…
 あたしといても上の空。
 学校でもずっと寝てるし、
 溜まり場にも行かない。

 …あたし、そんな悠クン見てられない…

 …ねぇ…

 今、幸せ??」





「…ほんとに幸せかって聞かれると素直に頷けない」





 悠クンは言い放った。


 その言葉は、重みがあって、少し冷たかった。

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