薔薇の棘と黒いかまきり【短編】


暖炉に火を灯してソファーに寝転がる。

毛布をかけて目を閉じた。


二階には行かない。

あの時を思い出すから。


かまきりはあったかいねぇと優しく言った。
< 14 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop