君が好きだから

翌日もﾐﾕはｺｳﾀの家に来ていた。


ｺｳﾀはいつも通り素っ気ない。


ﾐﾕはというと、昨日のｻﾗとｱｲの言葉が頭から離れなかった。


…ｺｳﾀ…やっぱり浮気してるの…？


もし本当に浮気してたらどうしよう。


そんなの絶対嫌。


別れるなんてもっと嫌。


本当のこと聞きだいけど…怖くて聞けないよ…


ﾐﾕはやっぱりため息をつく。