妖魔04~聖域~
「俺は、これからも妖魔達を殺す事になるんだろうか?」
今日の事にしろ、戦いはまだ終わらない。
「なら、ロベリア共々、死ぬか?」
「それは、出来ない」
守るために力を得たのに、守れずに死ぬのは御免だ。
「お前はお前の出来る事をやればいい」
「そうだな」
大切な人を守る。
邪魔をするのなら、容赦はしない。
そういっても、子供には手を出せそうにないのが、偽善者だよな。
でも、考え方を変えられるは、小さい頃の方がいい。
大人になれば、自分の考え方が根付いている部分があるから、難しい。
言い訳抜きにすれば、ただ単に子供を殺すのが嫌なだけだ。
俺はお吟さんの体を抱きしめる。
「お吟さん」
闘う事が怖いのか。
闘う事にやる気を出そうとしているのか。
生きている内に傍にいる彼女を感じていたいのか。
俺には、まだまだ敵がいる。
改革派、テンプルナイツ、イヴァン=カナシュート。
どの組織も一筋縄ではいかず、巨大である。
一度、戦いが起これば、死ぬ可能性は大きい。
「ん、お前は寂しがり屋アルな」
「お吟さんが、傍にいると安心するんだよ」
彼女が例えどんな存在であっても、影で何をしていようとも、葉桜吟という女性が好きなのだ。
今日という日を生き延びた。
明日という日も彼女がいるのならば、きっと、大丈夫だ。
今日の事にしろ、戦いはまだ終わらない。
「なら、ロベリア共々、死ぬか?」
「それは、出来ない」
守るために力を得たのに、守れずに死ぬのは御免だ。
「お前はお前の出来る事をやればいい」
「そうだな」
大切な人を守る。
邪魔をするのなら、容赦はしない。
そういっても、子供には手を出せそうにないのが、偽善者だよな。
でも、考え方を変えられるは、小さい頃の方がいい。
大人になれば、自分の考え方が根付いている部分があるから、難しい。
言い訳抜きにすれば、ただ単に子供を殺すのが嫌なだけだ。
俺はお吟さんの体を抱きしめる。
「お吟さん」
闘う事が怖いのか。
闘う事にやる気を出そうとしているのか。
生きている内に傍にいる彼女を感じていたいのか。
俺には、まだまだ敵がいる。
改革派、テンプルナイツ、イヴァン=カナシュート。
どの組織も一筋縄ではいかず、巨大である。
一度、戦いが起これば、死ぬ可能性は大きい。
「ん、お前は寂しがり屋アルな」
「お吟さんが、傍にいると安心するんだよ」
彼女が例えどんな存在であっても、影で何をしていようとも、葉桜吟という女性が好きなのだ。
今日という日を生き延びた。
明日という日も彼女がいるのならば、きっと、大丈夫だ。