妖魔04~聖域~
扉の隣には一匹の龍が重々しく鎮座している。
石像なので動く事はないが、今にも動きそうな躍動感がある。
龍を無視して扉を開ける。
奥は狭い部屋になっており、奥の台座の上にはコアが在る。
「放置か」
部屋に入れば罠にかかるという事もある。
「面倒くせえ」
考えるのも面倒くさくなと、前へと歩き出す。
怯えたところで何も変わらない。
実行する事こそが、真実に繋がる一歩だ。
靴の音をさせながら、台座まで辿りつく。
「呆気なかったな」
「そうだな。私のためにご苦労」
隣から手を伸ばそうとしたところを、アームロックで封殺する。
「お前は俺の味方なんだろ?」
行動からすれば、敵でしかない。
「そうだ。そして、私はお前を好きだぞ」
「じゃあ、何で先にコアを入手する必要がある?」
「古代コアの味を確かめたかったんだ」
「飴とでも勘違いしてるのか?こんなもん舐めたら腹を壊すだけだろう、が!」
「ギャアアアアア!」
関節を折れる手前まで持っていき、本気で苦しみ始めたところで離す。
落ち着いたところで台座に備えられたコアを取った。
石像なので動く事はないが、今にも動きそうな躍動感がある。
龍を無視して扉を開ける。
奥は狭い部屋になっており、奥の台座の上にはコアが在る。
「放置か」
部屋に入れば罠にかかるという事もある。
「面倒くせえ」
考えるのも面倒くさくなと、前へと歩き出す。
怯えたところで何も変わらない。
実行する事こそが、真実に繋がる一歩だ。
靴の音をさせながら、台座まで辿りつく。
「呆気なかったな」
「そうだな。私のためにご苦労」
隣から手を伸ばそうとしたところを、アームロックで封殺する。
「お前は俺の味方なんだろ?」
行動からすれば、敵でしかない。
「そうだ。そして、私はお前を好きだぞ」
「じゃあ、何で先にコアを入手する必要がある?」
「古代コアの味を確かめたかったんだ」
「飴とでも勘違いしてるのか?こんなもん舐めたら腹を壊すだけだろう、が!」
「ギャアアアアア!」
関節を折れる手前まで持っていき、本気で苦しみ始めたところで離す。
落ち着いたところで台座に備えられたコアを取った。