妖魔04~聖域~
光が技だというのであれば、出来ないことはない。
ただ、斬るだけが使い道の剣じゃないってところを見せてやらなくちゃならねえ。
「ロベリア、青光剣の光源を最大だ」
『調整完了』
振り下ろされる前に夜の世界を真昼の世界へと変化させた。
スピードが落ちた足を瞬時に避けて、立ち上がりと同時にジジイの胸を青光剣で下から斜めに切り上げる。
連続で次の一手を出そうとしたが、衝撃波が俺を襲う。
真正面から音を聞こえてきたので両手で防ぐと、後ろへと吹っ飛ばされる。
「はあ、はあ」
相手を確認すると、腹から胸にかけて斜めの傷がついていた。
そこから血が流れてはいるが、致命傷とはいかなかったらしい。
「硬い装甲だ」
光には熱量があるはずだ。
熱量の増した青光剣で斬ったのにもかかわらず、立っていられるのはジジイが異常な筋肉で構成されているからだろう。
「はは、ははははははは!」
獣のような咆哮の笑いが周りを包み込む。
「お前は面白い!久々に楽しめそうじゃ!」
武人としてのジジイは自分を傷つけた俺に興味を持ったようだ。
俺にとっては悪い意味でしかない。
ジジイは半身になって構えを取る。
「可能性を見せてみろ」
次の瞬間、石に殴られたような感覚が横から襲い掛かる。
咄嗟に腕で防御したのにも関わらず、肋骨に響くほどの衝撃だ。
音なんて聞こえないくらいの速さだ。
衝撃波を抑えていたとでもいうのか。
ただ、ジジイが拳を突き出しているところ、動作しなければ威力が上がらないらしい。
動作をすれば、連発が可能だということか?
ただ、斬るだけが使い道の剣じゃないってところを見せてやらなくちゃならねえ。
「ロベリア、青光剣の光源を最大だ」
『調整完了』
振り下ろされる前に夜の世界を真昼の世界へと変化させた。
スピードが落ちた足を瞬時に避けて、立ち上がりと同時にジジイの胸を青光剣で下から斜めに切り上げる。
連続で次の一手を出そうとしたが、衝撃波が俺を襲う。
真正面から音を聞こえてきたので両手で防ぐと、後ろへと吹っ飛ばされる。
「はあ、はあ」
相手を確認すると、腹から胸にかけて斜めの傷がついていた。
そこから血が流れてはいるが、致命傷とはいかなかったらしい。
「硬い装甲だ」
光には熱量があるはずだ。
熱量の増した青光剣で斬ったのにもかかわらず、立っていられるのはジジイが異常な筋肉で構成されているからだろう。
「はは、ははははははは!」
獣のような咆哮の笑いが周りを包み込む。
「お前は面白い!久々に楽しめそうじゃ!」
武人としてのジジイは自分を傷つけた俺に興味を持ったようだ。
俺にとっては悪い意味でしかない。
ジジイは半身になって構えを取る。
「可能性を見せてみろ」
次の瞬間、石に殴られたような感覚が横から襲い掛かる。
咄嗟に腕で防御したのにも関わらず、肋骨に響くほどの衝撃だ。
音なんて聞こえないくらいの速さだ。
衝撃波を抑えていたとでもいうのか。
ただ、ジジイが拳を突き出しているところ、動作しなければ威力が上がらないらしい。
動作をすれば、連発が可能だということか?