妖魔04~聖域~
「アチシと丞の子作り大作戦アル」

「見事に摩り替わってる!」

吟は気ままなままがいい。

妙に重くなられても、俺も気に病む事になってしまう。

それに、真剣な時にはふざけようとはしない。

「チ、わがままな奴アル。三週間、下の世話抜きアル」

「それは困る」

吟との楽しみでもある時間が三週間も抜きにされるのは辛い。

「でも、吟も抜きってことには」

「ならないアル」

「ですよねー」

涙ながらに訴えかけたいところだが、自由だからな。

「冗談を真に受けるなアル。性欲はお前と龍姫とロベリアで解消するに決まってるアル」

「決まってるのか」

少しだけ、考え方を改めてくれたのだろうか。

そうだとすれば、俺もベッドの上の格闘技には気合を入れなくちゃならない。

龍姫とロベリアは女性なのだが、女性の割合が高いところ、レズっ気のほうが大きいのだろうか?

俺達はコンビニに向かい、チョコやジュースを買い付けて龍姫の神殿に戻ろうとする。

その際に子供が轢かれそうになっているのを救い、改革派と出会う事になった。

神殿へ戻った後、疲労が溜まっていたのか。

頭の使いすぎで疲れたのか。

横になると、何も考えない内に眠ってしまった。

眠る際に龍姫とロベリアを両手に花でイタズラしてる吟を見た。
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