妖魔04~聖域~
「いい運動をしたな」
額に流れる汗をふき取り、清々しい気分で明後日の方向を見る。
「カロリー消費分はご飯を食べなくちゃならないな。よし、ついでに私に驕れ」
「夢で言ってろ」
体力不足なので、軽い水平チョップで終了する。
「何が起こるかわからん。見張ってろ」
「惚れたお前の背中を見ておこう」
燕を無視して、奥の部屋に進みコアを入手する
「今度は何事も起こることなく終了しそうだ」
振り返ると、燕が破壊した像の破片をパズルのように組み立てようとしている。
「くたばれ!」
途中まで組み立てていた龍の像を893・Kで破壊して、破片を燕に投げつける。
二度も龍との戦闘は面倒臭い。
地上へと戻ると扉は消失し、眼鏡をかけていても確認できない。
コアがなくなると、必要がないと判断されたワケか。
思えば、一歩遅ければ、ダンジョンの中に閉じ込められていた。
「良かったな。私のおかげだぞ」
「テメエを一生閉じ込めていても良かったんだがな」
「何を言う。死ぬ時は一緒と誓ったではないか」
「いつだ?」
「今からだ」
無視するのが一番だ。
しかし、冬狐の鉄槌をダンジョンの中へ置き忘れた。
人を簡単に殺せるような凶器は忘れていいものだ。
それに、持って帰るのも面倒臭い話だ。
額に流れる汗をふき取り、清々しい気分で明後日の方向を見る。
「カロリー消費分はご飯を食べなくちゃならないな。よし、ついでに私に驕れ」
「夢で言ってろ」
体力不足なので、軽い水平チョップで終了する。
「何が起こるかわからん。見張ってろ」
「惚れたお前の背中を見ておこう」
燕を無視して、奥の部屋に進みコアを入手する
「今度は何事も起こることなく終了しそうだ」
振り返ると、燕が破壊した像の破片をパズルのように組み立てようとしている。
「くたばれ!」
途中まで組み立てていた龍の像を893・Kで破壊して、破片を燕に投げつける。
二度も龍との戦闘は面倒臭い。
地上へと戻ると扉は消失し、眼鏡をかけていても確認できない。
コアがなくなると、必要がないと判断されたワケか。
思えば、一歩遅ければ、ダンジョンの中に閉じ込められていた。
「良かったな。私のおかげだぞ」
「テメエを一生閉じ込めていても良かったんだがな」
「何を言う。死ぬ時は一緒と誓ったではないか」
「いつだ?」
「今からだ」
無視するのが一番だ。
しかし、冬狐の鉄槌をダンジョンの中へ置き忘れた。
人を簡単に殺せるような凶器は忘れていいものだ。
それに、持って帰るのも面倒臭い話だ。