【詩集】タイムマシンの作り方
一番星
あの日よりも輝けないわ
六等星だけど一等星だった
弱音はそこまで
まあ見てなさいと
啖呵切ったからには
頑張ってみる今日この頃
色んな本を読んでみたり
毎朝バナナを食べてみたり
可愛いあのコに色々聞いたり
時々ちらりあの人を見たり
スライディングでギリギリアウト
走って もっと
もっともっともっと
ねえ 一番になったら
あたしを見てくれますか
周りに霞むなんて嫌よ
貴方の目に留まりたい
あの子よりも誰よりも
貴方の一等になりたいの
【あいつ脚速すぎ!】
だってこの時にしか
アピール出来ないんだもん
だけど時になら
アピール出来るんだもん