【詩集】タイムマシンの作り方
運命なんかじゃない
気付けば もう
君を追ってたんです
眠たげな横顔にそっと視線
震える親指
机の影に広がる未来
離れた距離感に
震える親指が紡ぐ糸で
君とあたしを繋ぎたい
…ねえ 私のこと覚えてる?
一通のメールから
君にうたう唄が
溢れて止まらない
ひとつ うまれて
ふたつ あふれて
みっつ きみにあいたくて
ずっとすきだった君の背中は
きっともっと遠くなるの
だから
つないでいたいの
おわりたくないの
運命なんていらないから
君からのメールがほしいの
震えるバイブレーション
溶け出した鼓動に乗って
運命を蹴飛ばして
紡げ 紡げ
【ずっと君を見ていたい】
アドは知ってる、だけど動けない。