たった一人の… 【短編】
羅『嫌…。』
別れるなんて絶対に嫌だ…。
私はこんなに琉聖が好きなのに、琉聖はもう私なんて好きじゃないの…?
私は琉聖がいなきゃダメなのに…
琉『でも俺もう決めたから。』
羅『こんなに…好きなのに……。ずっと一緒にいるって…約束したのに…。』
………。
琉『今日は実家帰りな。送っていくから。』
このまま帰ったら 本当に終わりだ…。
琉『行くよ…。』
私は琉聖に手を引かれて 琉聖の家を出た。