たった一人の… 【短編】
私と楓は、バイトが終わり 近くのコンビニまで歩いていた。
その時…
『羅依〜☆』
私の名前を呼ぶ人がいた。
私が振り返ると、そこには 前に会った時とは違う琉聖君がいた。
ドキッ…
私の胸が音を立てた。
そう、この瞬間に私は琉聖君に恋をしたのだ。
恋に落ちるのって 意外とあっさりだな。と思いながら 私は琉聖君をじっと見ていた。
琉『お〜い。羅依?どうかしたか??』
羅『あっ、ううん。なんでもないよ。』
琉『そっか。じゃあ行くぞ〜☆ってその前に。 俺、琉聖。羅依の友達でしょ?!よろしく☆』
と、楓に自己紹介をして ニコッと笑った琉聖君の笑顔に、また私はヤラれてしまった…。
琉聖君の運転する車に乗って 私達は琉聖君の家に向かった。