BLACK†RAIN
黒猫とバイトⅡ
「はぁ?!何で俺がクロに遠慮しなきゃなんねぇんだよ」
ふんっ!!っと正に、俺様な感じで言い放った
うっわぁ…
言いたい放題だなー…
あたしの嫌いのタイプかも…
そう思いながら、修羅場(?)を眺めていた
「空也、クロさんの言う通りだ」
「あ?何でだよ、理巧」
突然、優しいそうな人が俺様の人を抑えた
「…さすが、理巧だな」
黒南さんは、こう言ってくるのを分かっていたのかのようにニヤリと笑う
「…お客さんが居るみたいだ」
そう言って、あたしを見つめて微笑む
えっ!?
あ、あたし!?
突然、話を切り替えられて視線が一斉にあたしに降り注ぐ
「…あ?なんだ、このアマ?」
なっ…!
本当に、言いたい放題な人っ!!