◇◆あじさい◆◇
自分の大胆さに慌て、とっつぁんの体を離れた。
『…ごめんっ!
あっ!あのっ!…これっ!忘れてたからっ。』
私は手に持っていた携帯を見せた。
『…あっ、サンキュ!』
とっつぁんが携帯を手に取ると、どこと無く、ぎこちない空気に包まれた…。
『…じゃぁ…。』
とっつぁんが耐え切れず、口を開くと、私は急に胸が苦しくなった…。
『…とっつぁん?』
『んっ?』
『…私、お母さんの事、好きだったよ?だけどっ、素直になれなかった…。
「お前、かぁちゃんの事、恥ずかしいと思ってんのか?」って、言われた時は、そうだったかもしれないけど…ほんとはねっ…。
私ずっと、お母さんが…』
『…大好きだったんだろ?』
『…え?』
『…そう思うのは、
相手から、でっけぇ愛を貰ったからだっ。』
『とっつぁん…。』
『素直になれなかった事、後悔するぐれ〜ならっ、今からでもいい。かぁちゃん死ぬ程愛してやれよ。必ず届く。いつだって お前の事見てんだ…。』
『…ぅん。』
私は、いつだって助けてくれる彼の言葉を素直に受け止めた。
『…ごめんっ!
あっ!あのっ!…これっ!忘れてたからっ。』
私は手に持っていた携帯を見せた。
『…あっ、サンキュ!』
とっつぁんが携帯を手に取ると、どこと無く、ぎこちない空気に包まれた…。
『…じゃぁ…。』
とっつぁんが耐え切れず、口を開くと、私は急に胸が苦しくなった…。
『…とっつぁん?』
『んっ?』
『…私、お母さんの事、好きだったよ?だけどっ、素直になれなかった…。
「お前、かぁちゃんの事、恥ずかしいと思ってんのか?」って、言われた時は、そうだったかもしれないけど…ほんとはねっ…。
私ずっと、お母さんが…』
『…大好きだったんだろ?』
『…え?』
『…そう思うのは、
相手から、でっけぇ愛を貰ったからだっ。』
『とっつぁん…。』
『素直になれなかった事、後悔するぐれ〜ならっ、今からでもいい。かぁちゃん死ぬ程愛してやれよ。必ず届く。いつだって お前の事見てんだ…。』
『…ぅん。』
私は、いつだって助けてくれる彼の言葉を素直に受け止めた。