◇◆あじさい◆◇
3月の澄み切った空の中、私達三人が公園へ向かうと、砂場で遊ぶ沙織と心五の姿が見えた。
裕介は、小さなスコップを手にそれを見つめていた。
『あぁ〜っ!
パパ〜っ!!』
私達に気付いた心五は、大きく手を振った。
『なんだお前っ!?
ちと、急に背ぇ伸びたんじゃねぇ〜のっ!?
先週見た時より、
1…、
いやぁ〜2㎝は伸びたぞっ!』
とっつぁんは、心五の頭に手をやると顔をクシャクシャにして笑った。
『おにぎり いっぱい たべたもぉん!』
心五が元気に答えると、私達は一瞬驚き、大笑いをした。
『さっ、始めるか!?』
裕介の言葉に、私達の胸は弾んだ。
裕介は、小さなスコップを手にそれを見つめていた。
『あぁ〜っ!
パパ〜っ!!』
私達に気付いた心五は、大きく手を振った。
『なんだお前っ!?
ちと、急に背ぇ伸びたんじゃねぇ〜のっ!?
先週見た時より、
1…、
いやぁ〜2㎝は伸びたぞっ!』
とっつぁんは、心五の頭に手をやると顔をクシャクシャにして笑った。
『おにぎり いっぱい たべたもぉん!』
心五が元気に答えると、私達は一瞬驚き、大笑いをした。
『さっ、始めるか!?』
裕介の言葉に、私達の胸は弾んだ。