◇◆あじさい◆◇
和也がポッケから取り出した物…。



『俺、青レンジャー!』



『…うっそ?私黄レンジャー!』



沙織に続いて祐介が笑顔で開いた右手、


〜赤いお守り〜




四人の視線が、同時に私へと向けられた。




私はゆっくりポッケに手をやると、それを見せた…。






『もちっ!
桃レンジャー!』





『マジでぇっ!
すげぇ〜じゃん!』

『わぁ〜、俺鳥肌もんだわっ!』



とっつぁんと和也は興奮を隠せないでいた。
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