PRINCESS story
「あの子に、王子妃が勤まるの?」
「何の取り柄もないのに、よく王子妃になれたよね」
こんな風に、自分が一番分かってることを言われることだってある。
傷付くけど、このたくさんの批判も、一国民の意見として、私は受けとめていかなければならない立場なんだ。
これから先も、ずっとこんなことを言われ続けるのだろうか、と不安になることもある。
でも、それじゃ駄目。
悔しいから、悲しいから、そう言われないように、私が変わっていかなければいけないんだ……