PRINCESS story

「あの子に、王子妃が勤まるの?」

「何の取り柄もないのに、よく王子妃になれたよね」


こんな風に、自分が一番分かってることを言われることだってある。


傷付くけど、このたくさんの批判も、一国民の意見として、私は受けとめていかなければならない立場なんだ。



これから先も、ずっとこんなことを言われ続けるのだろうか、と不安になることもある。

でも、それじゃ駄目。


悔しいから、悲しいから、そう言われないように、私が変わっていかなければいけないんだ……




< 85 / 399 >

この作品をシェア

pagetop