愛されたい
「ねぇ陽・・・・?聞いてる?」




俺が何も言わないでただじっと津美を見ていた。




「いや!!なんで何も言わないの?ねぇ陽・・・!!!」




そんな潤んだ目で見んなよ・・


俺の理性なんてもろいんだぞ・・・!!




「・・!?ちょっ陽???」





俺は津美を引き寄せて抱きしめた。




「おまえ暗い所嫌いだろ??」


「・・・へ?」




好きだから抱きしめたなんて言えねぇよ


なんて俺はシャイボーイなんだ・・・



自分に呆れる。





「あたしね、こうやって優しい陽が好き。大好きなの・・・・付き合ってください!!!」




答えなんて決まってる。








「・・・あぁ」
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