愛されたい
「はぁ~・・」


「あら、津美メイドお疲れね♪」


「その呼び方やめてよ・・志帆」




まったく誰のせいでこんな目に会ってると思ってんの?



「だって津美がメイドやるって言ったら他校の男子がいっぱい来るんだと思ったんだも~ん」



そんな可愛くたって許さん!!!



「あんたに許されなくてもどーでもいいよ。働きなさい」




…はい。


志帆には怖くて反論できない…



「ほら見なさいよ!和花なんてノリノリじゃない♪」


「おかえりなさいませご主人さま~」




和花…そーいや女子みんながノリ気じゃない中で

あの子だけは一人楽しそうにしてたっけ…




「あ!志帆!!俺もう休憩していいよな?」


「えー陽いなくなると客減るのよね。まぁいいわ。津美も休憩していいわよ、あとでね」



休憩って言っても和花はまだだし志帆も忙しそう…


一人で回るってもなぁ~




「津美も休憩なら一緒に回るか?」
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