愛されたい

~陽Ver~

今日と明日は文化祭だった。




俺は部活で大会があったりなんだりで忙しかった。



そのため津美が寂しい思いをしていることに気づいていた



あいつはよく笑うくせに



本当は人一倍寂しがり屋だ





だから文化祭では一緒にいてやろうと思って休憩時間に津美を連れ出した。




普段恥ずかしくてしてやれなかったけど勇気を出して津美の手を握ってみた




思った以上に小さくて冷たい



強く握ると握り返してくれる

そんな津美が愛しくてたまんなかった。




学校を回っているときも津美は笑ってた



でも津美、俺が気づかないとでも思ったか?



俺はいっつもおまえを目でおっちまうんだぞ
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