愛されたい
「ほれ、お前紅茶好きだよな。飲め」



「え?知ってたんだ…ありがとう」



「だってお前昼ん時いっつもそれ飲んでんじゃん?」



「バカでも記憶力は良いんだね」




は?バカじゃないの!?



素直に嬉しいって言えばいいじゃない!!




「ははっ!そうだな…くっく」




もーあたしのバカーーー!!



チュッ!



「え?よ、陽?…んっ」



陽の唇が優しくあたしの唇を包み込む



「んっ…ふぁ」




キスに夢中になっていると急に体が浮いてた



背中にあるのがベッドで目の前にあるのは陽の顔…



これって…そうだよね…?
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