Love...

亮が席を立ち,照れくさそうに言った｡


亮｢優高2年,藤咲 亮｡
フリ-歴半年!特技はサッカ-♪よろ!!(笑)｣

女<<< ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ♪


あ,亮が言う優高というのは
俺等4人が通っている[優善高等学校]の略｡
一応進学校｡
亮はこれでも理事長の孫らしい…｡
チャラいけどノリが良くて
男女共に絡みやすい奴だ｡


敦｢次俺-ｯ!えっと,同じく優善2年,橘 敦｡
彼女居ない歴は1ヶ月ｯ!!
誰か癒してぇぇぇｯ♪｣

女<<< ｷｬﾊﾊｯ(笑) ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ♪


…バカだこいつ｡
敦は毎回こんなキャラ｡
こんな奴でも中学ん時は
そうとうイカれた奴だったっつぅ話だ｡
まぁ,今は更正して普通にいい奴｡
たまにうっとうしいけどな｡

てか次俺だ…｡


克｢優善2年,真辺 克哉｡…ょろしく｡｣

敦｢そんだけかよっ!!!｣

亮｢ここでもク-ル極めんのかよっ!!!｣

佳｢克哉アピれるとこすげぇあんじゃん!!!｣

女<<< ｸｽｸｽｯ(笑)

克｢だりぃなお前ら;いいじゃねぇか;
はい,次佳｡早くしろよ｡｣


俺は散々突っ込まれながらも
無理矢理先に進めた｡


佳｢へいへ-い｡優善2年,青山 佳｡
彼女は…もう3ヶ月居ねぇな｡
誰か一緒に海行こうぜっ♪｣

女<<< ｱﾊﾊｯ(笑) ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ♪


佳[ｶｲ]は俺が高校に入って一番にダチに
なった奴で,信用できる｡
酒に酔ったこいつはやべぇ｡
どうやばいかは…その時にわかる(笑)


そして男の自己紹介が終わり,いよいよ女｡