Love...
有「由奈はちゃんとあたしと
時間通り来る予定だったの!
でも急に店から呼ばれて
遅れちゃったのよ。
あ,ほら,克哉君に電話かけた
ちょっと後よ♪」
…あ..
思いだした。
あの電話か...
聞き流しすぎた為か隣に誰か居る何て
あの時の俺は考えもしなかった。
由「急にお得意様が来ちゃって(笑)
もう参加出来ないかと思った★
でも早めにお帰りになったから幸いよ。
皆には迷惑かけちゃったな-(苦笑)
ごめんね(笑)」
そういって由奈は申し訳なさそうな顔をした。
敦「…にしてもさ-..今日の合コン
今までの中で断トツ当たりじゃね?」
亮「それ超わかるわ-!」
佳「皆可愛いもんな-!」
克「…」
確かに...
今まで無理矢理連れてこられては
うっとうしいだけだった合コンに
初めて来てよかったのかも…
と思っていたりした。
恵「それはうちらも-★」
綾「4人ともカッコいい!」
有「1人無口だけどね-?(笑)」
…この女は人を不機嫌にさせるしか
能がねぇのか?
それとも俺限定か...
有紗という女の発言は俺をシカトしながら
場をなぜか盛り上げていたみたいだ。
亮「こいついつもなんだ(笑)」
敦「女に対して興味ねんだよ(笑)」
佳「恋愛経験ゼロの高校生♪」
綾「うっそ-!?ほんとに-ッ!?」
有「超意外なんだけどッ(笑)遊んでそう★」
恵「今どき居るんだ?♪」
微妙にというか完全に馬鹿にされてる。
…が.
全てに関して言い返せないのが現実だ。
こんなことなら遊びでも
恋愛しときゃよかったなと思った。
皆に言われ放題され,少し落ち着き始めた頃,口を開いた女がいた。
磯川由奈だ。