Love...



《♪〜♪♪〜》

8時過ぎた頃に携帯が
鳴ったのに気付いた。


克「…敦か。」


画面の名前を確認して出た。


敦<< お!出てくれたのか相棒よ!!

克「何だよキモい。」

敦<< ククッ(笑)悪かったよ。

克「お前今帰りか。」

敦<< 正解っ!!!担任うぜ-よマジっ!!

克「はいはい,わかったから。」


敦からの電話は正直,
用件より明らかに無駄が多い。
昔から癖なのかも知れないが,
用件はついでのように最後,伝えられるのだ。

それを知っていた俺は
手っ取り早く用件を聞くことにした。


克「で,用件は?」

敦<< あぁ,そうだった。


…忘れてたのか。


敦<< お前今からくるメール
シカトすんじゃねぇぞ!!

克「はぁ?」

敦<< じゃ!


プツ ピーピーピーッ


…あいつは何が言いたかったんだろう。

そう思いながら携帯を閉じた。
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