dolce……
「俺と居るんだから俺の事だけ考えて」


耳元で
甘く囁かれる

「と、言いたいけど・・・」


帝が
時計を指差す


「早く行かないと!!」


帝はニッコリと笑うと
私の腕を掴んで

「そうだね」


と言い
ドアを開けると


おもいっきり走り始めた


「ちょっ!?」


いきなりのことで
こけそうになる


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