dolce……
「ごちそうさま」


帝は五分ぐらいで
完食してしまった……

「美味しかったよ」


帝にそう言われ
凄く嬉しかった……

「ご褒美あげる」

帝はそう言うと
私の頬にキスをした


唇じゃない……

そんなことを思い
無意識に離れていく
帝の唇を見た

「足りないの?」

「ふぇ……?」

一瞬何の事かわからなかった
わかった時には
帝に唇を塞がれてた


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