dolce……

帝の頬に
つたないキスをする


その瞬間
帝の力が緩んだその隙に
玄関へ走る


自分でキスするのって
こんなに恥ずかしなんて……

そんなことを
考えていると……


またチャイムがなる


「ハイハイ!!」

そう言ってドアを
おもいっきり開ける


そこには
親友の姫がいた


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