《短編》交差する恋


帰って携帯を見ると、2通のメールと4件の着信。

どちらも竜と舞美ちゃんからだった。


その日は、何回携帯が鳴ってもあたしは出なかった。



―――次の日


―「頑張れ!」


未来ちゃんの言葉を思い出して、あたしは携帯を構える。


その時、舞美ちゃんからの着信。


「…もしもし?」


「あ…、加奈…!

…昨日のこと、話したいから…。」


電話が終わってから、あたしは公園へ向かった。






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