もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「龍が大好きで。
龍をすごく愛してて。
今も、その気持ちに変わりはない。
でも。
でも。
光を好きになっちゃった・・・・。
あの時。
他の誰かと恋をしろって、言ってくれてありがとう。
龍・・・」





その時――…



風の通りすぎる音がして。


ジャリって音と。


背後に。


人の気配を感じた。




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