もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
学校までの道のりは嫌いだ。
だって……。
「あー!!
光!!
おはよう♪」
この声を聞いて……
この顔を見てしまうから。
朝からテンションの高い舞の声に、軽いイラつきを覚え……
舞の隣に立つ男の顔を見て、オレは思わず舌打ちした。
だって……。
「あー!!
光!!
おはよう♪」
この声を聞いて……
この顔を見てしまうから。
朝からテンションの高い舞の声に、軽いイラつきを覚え……
舞の隣に立つ男の顔を見て、オレは思わず舌打ちした。