もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「明日さ。
バスケの試合にでられることになったんだ♪」



試験が終わった翌日……。



オレの隣、ソファに座る雨宮麻衣が、嬉しそうにオレに報告した。



「すげぇじゃん」



スルッと頭を撫でたオレに……。



「絶対見に来てね♪」



雨宮麻衣は立ち上がり、シュートを打つ格好をする。



「絶対活躍するからっ♪」
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