もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
オレは、眉間にしわを寄せた。
でも、そんなことは全く気にするそぶりもなく、翔は次の言葉を口にした。
「あの時だって、光……。
あの子を助けられなかったじゃん。
そんなんで、おまえ……。
彼氏だって言えるのかよ?」
「は?」
「たとえ、今回のこと、光が水に流せたとしても。
もう、ああいうことは起こらないって、言えるのかよ?
もし今度、ああいうことが起こったとき……。
おまえ、次は、助けられる自信があるのかよ?」
でも、そんなことは全く気にするそぶりもなく、翔は次の言葉を口にした。
「あの時だって、光……。
あの子を助けられなかったじゃん。
そんなんで、おまえ……。
彼氏だって言えるのかよ?」
「は?」
「たとえ、今回のこと、光が水に流せたとしても。
もう、ああいうことは起こらないって、言えるのかよ?
もし今度、ああいうことが起こったとき……。
おまえ、次は、助けられる自信があるのかよ?」